いざデザフェスに申し込み!でも、初出展のときってどのブースサイズに申し込むべきなのか迷ってしまいませんか?
また経験者であっても、人気が出てきて今よりもブースサイズを広げたいときやお友達と共同出展したいときなど、状況に応じてブースサイズを変更することになるかもしれません。
そこで今回は、カンザキの備忘録も兼ねてデザフェス初出展の方・経験者の方向けにデザフェスのブースサイズについてまとめました。(ちなみになぜ備忘録と書いたのかというと、カンザキが毎回忘れてその度に毎回検索しているからです…。)
次のようなお悩みがある方は、よかったら参考にしてみてくださいね。
・ブースサイズ・値段について知りたい!
・ブースの横幅を広げたいんだけど、2ブース購入して横並びにさせることはできる?
・Sブースを2個購入した場合とMブースを購入した場合、どちらが安い?
ブースの広さは?
各ブースのサイズは下記の通りです。
Sブース:幅1.8m*奥行き0.9m
Mブース:幅1.8m*奥行き1.8m
Lブース:幅2.4m*奥行き2.4m
Sブース・Mブースについて
SブースもMブースも横幅は同じ1.8mです。奥行きだけ広くなるようなイメージですね。
幅1.8mというとちょっと広そうに思えますが…実際は売り子さんが出入りするスペースが必要なので、展示物を並べられるスペースは更に狭くなります。
例えば、通路など大人が1人通る空間には60cm程度の横幅が必要だと言われています。(意外と幅をとりますよね…。)ブースに出入りする際、カニさん歩きで出入りすれば60cm以下に出来そうですが、カンザキの経験上、荷物を持ち運んだりするので少し余裕をもってスペースをあけておくのが良さそうです。
そのため、Sブースの場合でもMブースの場合でも、実際に机が置ける(=展示品が置けるスペース)は幅1.2〜1.5m程度だと思っておいた方が良いでしょう。
Lブースについて
Lブースは幅も奥行きも1番広いブースです。人の出入りを考慮すると、実質的なサイズは幅1.8〜2.1m、奥行きが2.4mになります。
ただ1番広いLブースですが、一つだけ注意したいことがあります。それはLブースは場所がほぼ固定されているという事です。
Lブースは必ず明るいエリアにあるショーステージの近く(デザフェス公式サイトではアトリウムと呼んでいます)に配置されます。デザフェスのブース位置は抽選で決定されるため、今回は場所が悪かった…なんてことを避けやすくなります。
ただあくまで明るいブースにしかないため、暗いブースに出展することはできません。
暗いブースで広いスペースが必要な方は、Mブースか、次でご説明するブースを横並びにする方法を選ぶことになりそうです。
参考 Sブースを横に並べることはできる?
結論からお伝えすると出来ます。Sブースを複数申し込むと、原則横並びで配置されるからです。
そのためいまよりちょっと広くしたい…とSブース2つかMブースを申し込むことになります。実際にSブース2つの場合とMブースの場合とを比較してみると…
《値段》
Sブース2つの場合:1日 25200円 両日 44000円
Mブースの場合: 1日 23100円 両日 41000円
《サイズ》
Sブース2つの場合:幅3.6m*奥行き0.9m
Mブースの場合: 幅1.8m*奥行き1.8m
こうしてみるとSブース2つの場合は、幅がかなり広くなることがわかります。(横幅だけならLブースより広い!)
値段はほとんど変わらないので、レイアウトによってはSブース2つを検討しても良いかもしれません。ただし、奥行きはかなり狭いままなので、展示品によっては置けないことに注意してください。
ブースの値段は?
各ブースの値段は以下の通りです。
Sブース: 1日 12600円 両日 22000円
Mブース:1日 23100円 両日 41000円
Lブース:両日 64000円
(参考)
Sブースを2つ購入した場合: 1日 25200円 両日 44000円
「1日」と書いてあるのは、実は土曜日か日曜日の好きな方を選んで出展することもできるからです。カンザキの場合は両日出展していますが、予算や出展数(出展できる作品が少ないと、1日で売り切れちゃいますもんね。)に合わせて選んでみてくださいね。
Sブース・Mブースの選び方について
デザフェス初心者の方だとどのブースにするか少し迷ってしまうのではないでしょうか?初出展の方に向けて、Sブース・Mブースの選び方を参考までに少しまとめておきます。
Sブースがおすすめな方
- ・初出展の方・デザフェス初心者の方(個人)
- ・アクセサリー・小物系を販売される方(初出展または商品数少なめ)
まず初出展の方、初心者の方は断然Sブースがおすすめです。理由は単純に、Mブースだと出展料が高いから。。。
Sブースが1日あたり¥12,600円(税込)なのに対して、Mブースは1日あたり¥23,100円(税込)もします(2022.11.1現在)。そう、大体2倍の金額です。しかもこの中に、壁(パネル)やテーブルの代金は入っていません。別にレンタルする必要があります。
序盤からすこし生々しい話にはなってしまいましたが、最初は経費を抑えて、楽しい思い出をたくさん作れた方がいいのかな?と思ったので、Sブースをおすすめしました。
また初出展の場合、小物・アクセサリー系の方もSブースはおすすめです。
Sブースをおすすめしたのは、ブースが広すぎると商品棚がすかすかになり過ぎてしまうからです。もちろん商品の数が多かったり、美しくレイアウトできそうならMブースで問題ありません。実際にMブースやLブースで出展されている方もたくさんいらっしゃいます。
ただ商品の数が少なく、かなりお求めやすいお値段に設定している場合は、Mブースにしてしまうと継続して出展するのが大変なくらいの大赤字になりやすいです。(デザフェスの諸経費についてはこちらもご参考までにどうぞ。忙しい方のために結論を書いておくと、どんなに少なく見積もっても、2日間で3万円以上はかかります。)
ご自分の展示内容・展示数と照らし合わせて、Sブース・Mブース、ぴったりな方を選んでみてくださいね。
Mブースがおすすめな方
- ・出展に慣れてきた方(個人)
- ・初出展の方(企業)
- ・アパレルを展示したい方
まず展示に慣れてきた方、(そういった方はもうご自身で判断できると思いますが…)もちろん、Mブースも選択肢に入ると思います。
せっかく見にきてくださった方がいるのに、展示品が欠品していたら寂しいですもんね。ただここまで来ればご自身で判断できるでしょうし、今回は初出展で判断に迷う方向けに書いているので、詳細は割愛します。
それから金銭的な理由から個人で初出展の方にはSブースをおすすめしましたが、企業の方であればMブース以上を考慮されても良いのではないかと思いました。
前述のブースサイズの説明でお話した通り、Sブースはとにかく狭いです。展開する商品数が多ければ多いほど、展示も難しくなります。(Sブースでも壁などを使えば多少陳列できる数も増えますが、奥行きも狭いので小物系や壁にかけられるTシャツ以外は現実的ではなさそうです。)
例えばメーカーさんが実際に自分たちの商品を販売したときのその感想を見てみたいといった目的であれば、初出展であってもMブースを選択肢に入れても良いのではないか?と思います。
それともう一つ、アパレル系の方もMブースが選択肢に入るのかな?と思いました。
例えばお洋服の場合、トルソーを使うか、展示棚(机)に丁寧に畳んで並べるか、壁にかけるか、ハンガーラックにかけるかの4択になります。そのうちデザインが見えるのは最初の3つの方法だけ。
展示数が多く、なおかつデザインをどうしても見せたい場合はMブースも選択肢として入るんじゃないかなと思います。
もちろん、ブースはSにして経費を抑え、その分壁を購入する方法もあるので、ご自身の展示スタイルに合わせて選んでみてくださいね。
以上、初出展の方に向けたSブースとMブースの選び方でした。これから出店される方の何か一つでもお役に立てたら嬉しいです。
今回もデザフェスに出展予定です!ブースは南の4階(O-298)!
よかったら遊びに来てくださいね